EPAとDHAは、私たち人間の健康にとって、欠かすことのできない重要な成分です。では、どんな水産食品のなかに多く含まれているかといいますと、タラ、マダイなど脂分の少ない白身の魚より、マイワシ、サバなど、いわゆる青魚に多く含まれています。中でもEPA、DHAの総量がもっとも多いのはマクロのトロで、トロを食べるのがいちばんですが、難点は高価なことです。その点、マイワシやサバは、手頃なお値段で手に入るので、EPA、DHAの補給には絶好の魚です。ただし、脂肪含量は漁獲場所、漁獲の季節によって大きく異なり、EPA、DHAもそれにつれて増減します。もちろん脂の乗った旬の魚には、EPA、DHAも当然多く含まれています。マイワシやサバは、独特の魚臭があって、昨今、ご家庭でも敬遠されがちですが、脂の乗った旬のイワシやサバは、魚臭も気にならないほど味は最高です。しかも大量に獲れて、価格も安くなっているので、EPA、DHAの摂りごろでもあるわけです。ところで、魚を調理した場合、EPAやDHAの含量は、どのように変わるのでしょうか。静岡県衛生環境センターの先生らは、マイワシを焼いた場合、煮た場合のEPAとDHA含有量の変化を調べました。結果、焼き魚にした場合、マイワシの脂質は約20%減少することがわかりました。煮魚にした場合、マイワシの脂質は約6%減少することがわかりました。ただ、EPA、DHAだけが減るのではなく、調理した魚の脂質全体が、焼いたり煮たりすることによって魚体からにじみ出た分だけが減るので、過熱することでEPA、DHAが化学的に変化することはありません。また、缶詰は魚介類を保存する代表的方法ですが、先生らの試験結果では、缶詰処理した場合も、EPA、DHAの損失はさほどなく、缶詰として保存中も、まったく変化しないことがわかりました。
[参考]
サントリーウエルネスオンライン通販のDHA & EPA+セサミンE
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/
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