13時37分、芽室に到着。ここでは乗車客が多く、10名以上あっただろうか。それもなぜか女子局生らしきコギャルが多い。実はこの駅舎には、地元FM局のスタジオが設けられている。そのせいかどうかはわからないが、これから友達同士で帯広へ遊びに出るのだろう。車内の平均年齢が急に若返り、にわかに活気づいた。上り特急「とかち8号」と8回目の交換を終え、再び束へと走り出す。大成に停車。駅を発車すると、左手に「日本甜菜製糖」と記された巨大なタンクが目に入った。改めて、農業王国・十勝を実感する。次の西帯広では、9回目の交換。相手は、釧路発新得行の上り普通列車2524D。双方ともほぼ同着同発で、乗降客もわずかだった。3年前の折は平日で夏休み直前だったため、下校する高校生がここでワンサと乗り込み、立客が出るほどの混雑したのを思い出す。駅の付近に高校があるのだろう。窓から手を出して運転士から注意を受けた輩がいたり、跨線橋の上から発車を呼び止めてギリギリ乗り込んだ女子のグループがいたり。もう彼ら彼女らも卒業し、おのおの新しい道へ踏み出していることだろう。そう考えたら、あの時の場面が何だか懐かしく思えてきた。
ピルス、ヘレスに次いで最近ドイツ全土で人気が出てきたのがバイスビールだ。これは小麦を使って瓶内発酵させたもので、炭酸が強くバイス(ドイツ語で白)の名前どおり色が白っぽいビールである。このほか、一地方に限って盛んに飲まれているビールがある。例えば北ドイツ地方のデュッセルドルフのアルトビールとケルンのケルシュビールがそのよい例。両方とも大麦を使って上面発酵させたビールで、その伝統的な味は各都市で熱狂的な人気を持つ。この両都市はきわめて近い位置にあるが、間違えてケルンでアルトビールを飲もうとしてもかなり苦労することになる。また南ドイツ・バンベルクのラウフビールも色の濃さとスモーキーな香りで一部の人々に愛好されているビールだ。更に、各地で行われるお祭り(フェスト)のために特別に造られるビールがある。フェストビールと呼ばれるこの種のビールで最も有名なのは毎年9月半ばから10月の第1日曜日まで2週間にわたってミュンヘン市内で開かれる「オクトーバーフェスト」。市内にある牧場に地元ビール会社7社が巨大テントを張り特製のフェストビールをふるまう。まさに世界一のビール祭りなのだ。このように本場ドイツでは実に様々な種類のビールがある。だから単に「ビ一ル」と注文してもどんなビールだと必ず聞き返される。その場合、ブランドを指定しても場所によってはないことが多いので、必ずビールの製法上の種類で頼むことだ。
搭乗時間が10時間以上のときは、食事をしたあと、映画を1本だけ見てから眠りにつく。しかし、見終わった映画の内容がものすごく過激だったり、感動的だったりすると大変。感情が高ぶってしまい眠れなくなる。またその反対で、1本目がものすごくつまらなかったりすると悔しくてもう1本見たくなるし、見たい映画のプログラムが2本目からの上映だったりすると、今度は眠るのが惜しくなってきて、悩むところ。が、そこは時差ボケの苦しみを考えグッと我慢。とにかく、機内での睡眠時間を4〜5時間くらいに保つこと。それから、現地到着が夕方から夜の場合は、搭乗時間が何時間であれ、お酒を控え、なるべく眠らずにがんばる。飛行機での努力が報われず、やっぱりホテルでも眠れそうにないときは、狭い部屋のなかで、エアロビクスもどきのオリジナルダンスをドスドス。ルームメイトに隠れてよくやってます。